No3:リビングの照明計画について

< リビングの照明計画 >

照明は電球色、色温度でいうと

2700K〜3000K色の範囲があり、

数字が少ない方が黄色見が強く

数字が多いと白見が強くなります。

 

 

シーン1:天井のシーリングライトのみ点灯した場合    ↓   

部屋全体の光の広がり

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天井丸ライトは白 4000K色当たり。

 

 

シーン2:天井と壁の隙間の壁際間接照明を点灯した場合  ↓

部屋全体の壁際の光の広がり2700K色

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シーン3:部屋左角の天井吊り下げペンダントライトを点灯した場合  ↓

部屋の角部分の光の広がり

(白熱灯40Wクラス×2)ナイトモード向け

2700K色

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シーン4:全部点灯した場合

天井のスリットライト黒ボックス

ダクトレールスポットライト5台

+吊下げペンダントライトを点灯した場合

+白熱灯40Wのコードペンダント1灯

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(上記の拡大写真) 

スリットボックス

(天井に事前にくり抜き穴加工を施し

照明器具本体がみえない工夫)f:id:nanshin001:20200514115232j:plain

ここもデザイン的に

見せる光の一工夫となっております

但し、天井下地など事前に出来るか知らべる

必要とコストがバランス見極めが必要。

 

 

シーン5:壁面持ち出しミラーの背面間接照明を点灯した場合

ミラーの裏は、と下から照明が配光しています

ミニクリプトン40W×8コの光の広がり  

3のシーンよりは明るいが2番目に暗く感じる

但し、この場合ミラーパネルの製作が必要と

壁から事前に電気配線が必要

この面は必ず収納壁面家具が置かない場所

など見極めが必要。

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 ※1~5のシーンでそれぞれ部屋の明かりの見え方のシーン別の違い

 

 

 

事前にどのように照明の点灯効果を考えて

スイッチ回路分けを考えてシーン別で

照明効果を楽しめます

 

 

明かりでより良い印象や

安らぎの空間つくりが可能となります

スイッチ回路を分けて、

こまめに使い分けて省エネも必要ですが

 

 

ただ、回路分けを多くすると工事費がかさみます

ここは見せ場の演出をしたい!

事前に相談の上

コストとほしい見せ場の光の演出を

設計者さんや工事屋さんと相談する

自分に合った空間作りができます。

 

昨今は

白熱灯やミニクリプトンは同様の明るさのLEDですので電気消費量は1/4位

ランプ切れも少なくなったので

数年ランプ交換も必要無くなりました。